イベント情報

詩劇 「縄文」未来からの声〜縄文の郷サッポロからの発信〜

詩劇 「縄文」未来からの声札幌の各分野のアーティストが結集!

自然との共生をもとに、自由で平和な生活を守り抜いた私たちの祖先が、縄文人です。太鼓をたたき、琴を弾き、笛を吹き、歌い踊り、衣装を楽しみ、野の花々を愛した古代人の縄文芸術を80人近くのスタッフとキャストで舞台芸術化。知られざる縄文芸術を、詩や音楽、舞踊、能、生花、衣装…様々な技法で創造します。縄文太鼓や縄文琴の復元演奏も見どころです。

●とき:2010年7月22日 (木) 
●開場/18:30 開演/19:00 終演(予定)/20:10
●ところ:札幌市教育文化会館 大ホール
●入場料:前売り4,000円  当日4,500円

●お問い合わせ・チケットのお申し込み:
北の縄文文化を発信する会事務局(シィービーツアーズ)
電話 011-221-0912

混迷の21世紀で苦悩する女主人公「ラー」が、古代から響いてくる縄文母神の声に誘われ、魂の原郷としての縄文芸術にめざめてゆく物語です。 原子修・作、芸術監督。小泉しづか(ダンス)、茂呂剛伸(太鼓)、曽山良一(琴)ら出演。これからの私たちの生き方の指標ともいえる縄文精神の一端を感じる幻想的な舞台をお楽しみに!

■詳細はこちらから http://www.jomon-art.net/

草舞弦(そうぶげん)ライブコンサートのお知らせ

昨年の総会にも登場し、北の縄文を発信する会でもおなじみの草舞弦(そうぶげん)のライブコンサートのお知らせです。

と き:2010年7月3日(土)15:00〜16:30(予約をした方が確実です!)
ところ:ファインアート器野
恵庭市林田200電話0123-36-5511
http://comebody.com/omise/galley/index.html

シンポジウム開催のお知らせ

拝啓 初夏の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は北海道大学公共政策大学院の研究と活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
さて、本年10月の名古屋におけるCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の開催を控え、このたび、北大公共政策大学院と北海道環境財団では、シンポジウムを共催することになりました。環境保全や野生生物保護についての関心が高まっている今、北方圏における環境と文明を基盤に置いた北海道の環境保全政策を議論いたしますので是非ご参加ください。

敬具

シンポジウムポスターのダウンロードはこちら

<概要>
■とき:6月26日(土)14時~17時
■ところ:北海道大学人文社会科学総合教育棟W203    入場無料
■テーマ「北方の文化と環境再生、生物多様性~北海道の環境政策~」
■内容

第1部・基調講演

  • 「北方圏の環境と文明」
    安田喜憲氏(国際日本文化研究センター教授)
  • 「生物多様性の保全をめぐる国際的動向と日本の取り組み」
    黒田大三郎氏(環境省参与)

第2部・パネルディスカッション

パネリスト

  • 安田喜憲氏
  • 黒田大三郎氏
  • 大島直行氏(伊達市噴火湾文化研究所長)
  • 五十嵐智嘉子(北海道総合研究調査会専務理事)

コーディネーター    深見正仁(北海道大学公共政策大学院教授)

お問い合わせ=公共政策大学院秘書室(TEL 011-706-4716)
北大公共政策大学院ホームページ http://hops.hokudai.ac.jp

縄文人に学ぶ健康ライフ メタボを防ぐ生活の知恵(5)

対談・北の縄文

藤宮峯子さんと大島直行さん、お二人の対談を5回に分けて連載いたします。

第1回「糖尿病、メタボについて」はこ ちら

第2回「高血圧について」はこちら

第3回「ガンについて」はこちら

第4回「ストレスについて」はこちら

ジェラシーの制御について

(大島)
地球環境問題をはじめ現代社会が抱える様々な問題は、人間の欲望を解放してしまったことに大きな原因があり、その根底には「ジェラシー」があると考えています。
例えば、縄文時代の「ジェラシー」を考える上で参考になるのは、アフリカなどの現代の狩猟社会です。彼らの社会でもっとも重要な問題の一つが、いかに嫉妬心を解消するかということだそうです。嫉妬心は、集団の和を乱す大きな原因となるからですが、実は、問題はそれだけに止まりません。単に個人レベルの恋愛の問題だけでもありません。
彼らがもっとも恐れているのは、狩猟に際して、人より大きな、またたくさんの動物を捕ったりしたことに嫉妬して、さらに必要もない多くの動物を捕ってしまう危険性をはらんでいるということです。ですから、彼らは、そうした嫉妬心を抑制するための文化装置をいろいろ考え出しているということです。
1万年以上続いた縄文文化にも、おそらく、こうしたジェラシー、嫉妬心をコントロールするための何かがあったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

(藤宮)
縄文人にも身体的、能力的な違いがあり、人に対する嫉妬心もあったのではないかと思います。現代でも縄文時代でも人間の精神構造は同じであり、今も昔もジェラシーはなくならないと思います。
ただし、縄文時代には我々の存在を超越した「絶対者」が存在しました。この絶対者の下にこの世の摂理があり、その中で自分も他者も生きている、生かされていると考えることで、ジェラシーも緩和されたのではないでしょうか。
自分と他人が直接的にかかわる所にジェラシーが生まれるとすると、「絶対者」の下で自分も他人も同等に生かされていると考えれば、お互いにいがみ合う必要など無くなるのではないかと考えます。


北海道、縄文へのメッセージ

(大島)
現代の日本人は、縄文人タイプと弥生人タイプに分かれると言われ、私は「縄文顔」です。藤宮先生は典型的な「弥生人」のようですが、先生から北海道、縄文に対してメッセージをお願いします。

(藤宮)
私は奈良県の葛城山の麓に生まれまして、今もこのように関西弁をしゃべっています。1年半前に札幌医科大学に赴任してきましたが、北海道の人が本当に親切で優しいことに驚きを覚え、北海道が大好きになりました。これはかつて留学したカナダも同じで、自然環境が厳しいということも共通しています。自然環境が厳しい方が人間は優しくなるのかも知れません。
縄文人も弥生人も特性は遺伝子に刻まれていて、それ以降の時代でも、奈良時代は「外向きでおおらか」、平安時代は「内向き」といった時代の特徴があるのではないかと思います。一方、縄文とアイヌの人々は、先ほど述べた「絶対者」に対する「外向き」の姿勢があると思います。
私は、そういう特性を持つ縄文文化を世界遺産へ、という活動を行っておられる「北の縄文文化を発信する会」が、今後必要とされる「我々日本人の生き方」をも提唱していく会であっていただきたいと期待しています。

縄文人に学ぶ健康ライフ メタボを防ぐ生活の知恵(4)

対談・北の縄文

藤宮峯子さんと大島直行さん、お二人の対談を5回に分けて連載いたします。

第1回「糖尿病、メタボについて」はこ ちら

第2回「高血圧について」はこちら

第3回「ガンについて」はこちら

ストレスについて

(大島)
現代に蔓延しつつあるのはストレス病です。うつ、躁うつ的な病気が随分と増え、3万人もの自殺者を出すような環境にある。そんなものが果たして縄文時代にあったかのかということを先生にお聞きしたいと思います。
これまでのお話で、縄文人には少なくとも私のような高血圧、糖尿病予備軍、メタボという人間はいなかったのだろうと思います。ただ、縄文社会というのは病気もないから非常によい時代だと思われるかもしれませんが、私は、縄文社会が高い精神性を維持するためには、それなりの文化装置を持ちながら暮らしていたのではないか、私たちとは違った面での精神的なストレスがあったのではないかと考えています。
例えば、縄文土器について、数千年に亘って津軽海峡を越えて青森と函館、伊達が全く同じ形、文様を作り続けるということは、どう考えても相当な精神的ストレスをかけていたのではないか、そうでなければあのような現象は起こらなかったのではないかと思うのです。そういう面のストレスは人間に対してどのような影響を及ぼしていくものでしょうか。

(藤宮)
全くストレスがなければよいという問題ではなく、ストレスがないことがまたストレスであるというくらい、人間にはある程度の刺激、つまり適度なストレスがあることも大切なのです。
適度のストレスは、我々が次に向かう意欲につながるものです。しかし過度のストレスが溜まったときは、どこかで一気に発散させないと体に悪影響を及ぼします。縄文人がどうしてあまり病気もなく豊かに暮らせたのかと考えますと、溜まったストレスを発散させることができたからであり、私は、「祭り」がストレス発散の装置になっていたのではないかと思うのです。
先ほどの楽器演奏のように、楽器の演奏者も楽しい、それを聞いた人も心の底から喜びを感じ、体を動かし歌って踊る。この三拍子揃ったのが「祭り」、「フェスティバル」です。これは人間の歴史と同時にあったもので、これが実はストレスを緩和するものであったと思います。
「祭り」は、恐らくアイヌの方もそうだと思いますが、宗教的な意味合いが強く、信仰を抜きにしてはあり得ないことです。これは古代人であろうがキリスト教、仏教、神道など全てにおいて言えることですが、神仏に対して感謝の意を捧げるとか、あるいは神様に畏敬の念を抱く、生かされていることに感謝する、ということが「祭り」となって現れているのではないかと思います。
ストレスが強度にかかってくると、それによって 交感神経・副交感神経のバランスや全身のホルモンが異常になって、ガンや糖尿病などの合併症を起こさせることになる。こうした状況はあるところでリセットをかけることが必要であり、「精神的な歓び」がそのリセットの役目を果たします。
アイヌの人たちが仲間たちと共に神々に感謝し、同じことについて喜びを分かち合う、これこそが病気を防ぐホルモンや神経系を良く保つ鍵になっているのではないかと思います。

縄文人に学ぶ健康ライフ メタボを防ぐ生活の知恵(3)

対談・北の縄文

藤宮峯子さんと大島直行さん、お二人の対談を5回に分けて連載いたします。

第1回「糖尿病、メタボについて」はこちら

第2回「高血圧について」はこちら

ガンについて

(大島)
東京都老人研究所の鈴木隆雄先生は、札医大出身で卒業後医者にならずに人類学者になった最初の方で、ガンや、彼が得意とする結核が何時から日本列島に起こったかということを、骨から研究をして、20年間かけて日本の古病理学をまとめました。

(藤宮)
ガンが縄文人にあったかどうかですが、ガンは人間の寿命が延びたことで細胞に異常が起こって発症する病気です。ガン細胞が出来てそれが成長するまでに時間がかかるわけですから、寿命が40歳から50歳で終わってしまう人たちは基本的にはガンは極めて少ないと思います。ただし、子供でも起こるガン、特に骨肉腫は古代でもあったと思います。骨に起こるガンは、古人骨の中を見れば分かると思います。

(大島)
鈴木先生の研究によればガンは縄文時代からあったことが分かっています。しかし、あくまでも骨でしか分からないので、骨に発症しない胃ガンとか肺ガンについて縄文時代の人たちがどうだったのかは分からないわけですね。

(藤宮)
骨だけを見てその疾患部を予想するのはかなり無理があると思います。

北海道縄文のまち連絡会PR講演会のお知らせ

講演会パンフレット

講演会パンフレット

3月28日(日)に札幌市で北海道縄文のまち連絡会PR講演会が開催されます。「わが街の縄文遺跡と地域の未来」をテーマに会発足の趣旨
説明や長野県長和町「黒曜石体験ミュージアム」大竹幸恵氏の講演などが行われます。
●日時
平成22年3月28日(日)15~17時
●会場
チサンホテル札幌(札幌市中央区北2西2-9)2階「ましゅう」  <入場無料>

■パンフレットはこちらから
  → http://www.funkawan.net/100308.pdf


縄文人に学ぶ健康ライフ メタボを防ぐ生活の知恵(2)

対談・北の縄文

藤宮峯子さんと大島直行さん、お二人の対談を5回に分けて連載いたします。

第一回「糖尿病、メタボについて」はこちら

高血圧について

(大島)
パプアニューギニアのギデラ族は世界で最も塩の摂取量の少ない民族であると言われています。人間は生理的に1日0.6グラムくらいの塩分があれば生きていけるそうですが、彼らは自分の体の塩分が減ってくるとビラという木の葉を焼いて舐めるのだそうです。ビラの木の葉にナトリウムが含まれていることを経験的に知っているのです。
しかしこのパプアニューギニアに、東大の研究者が1965年頃入って調査したときには1グラムに満たなかったのが、10年経って行ったら3.5グラムほどに増えていた。それはオーストラリアから食卓塩が入ってきて、何にでも塩をかけて食べるようになったためだということです。

私も高血圧で15年来薬を飲んでおりますが、高血圧はやはり塩分摂取量と関係しているのでしょうね。
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縄文人に学ぶ健康ライフ メタボを防ぐ生活の知恵(1)

対談・北の縄文

藤宮峯子さんと大島直行さん、お二人の対談を5回に分けて連載いたします。

pht01藤宮峯子【ふじみや・みねこ】さん
札幌医科大学解剖学第二講座教授。滋賀医科大学大学院修了。滋賀医科大学解剖
学第一講座准教授を経て2008年から現職。奈良県生まれ。


pht02大島直行【おおしま・なおゆき】さん
伊達市噴火湾文化研究所長。遺跡の整備、調査などの文化財保護や啓発事業を含
む総合文化行政に積極的に取り組む。釧路管内標茶町生まれ。

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「縄文の音楽」―11.28「北の縄文の集い」報告

11月28日、北の縄文文化を発信する会の総会「北の縄文の集い」が開催されました。以下ご報告です。

event091128

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